こんにちは!さくらです。
私は、個人事業主として家で仕事してます。
なので…専業主婦のような生活をしている時もあれば、ワーママみたいな生活をしている時もあります。
そもそも私が個人事業主として仕事をし出した理由は、保育園に入れなかったから
長男を産んで半年経った頃、家庭の事情で引越すことになり、仕事もやめました。
引越し先の地域で、無職の私はもちろん保育園に入れませんでした。
保育園に入れないと仕事も決まらない。
仕事が決まらないと保育園に入れない。
という八方ふさがりでした!
そして、引越し先では主人のお父さん(義父)との同居生活だったのですが…
子どもが3歳になるまでは仕事はしないほうがいい
という考えのもと、専業主婦になりました。
三歳児神話…本当にあるんだ!と思いました。
その後、長男が3歳になる年に次男が生まれ、次男が1歳になるときに開業届を出し、個人事業主として働きだしました。
専業主婦の私が言われたこと
働いてる友達からは、
「さくらはいいよね〜旦那さんの稼ぎがよくて」
「専業主婦羨ましい…」
「私は仕事辞めたくてもやめれんもん」
「はー!育休終わるのやだー!」
と、専業主婦はいいなー!とよく言われました。
高収入の旦那のおかげで働かなくていい妻。
時間もお金も十分にあって、子育て満喫中!
というふうに見えていたのかな?と思います。
専業主婦の実態
時間的余裕は本当にあるの?
24時間育児をしたことがある方ならわかると思いますが…
専業主婦でも子育て中であれば、本当に1日が一瞬で終わります。
時間的余裕なんて皆無です。
特に、幼稚園入園前の子どもとの生活の場合、何をするにも子ども優先で、気持ち的にも落ち着く時間がなく、自分の時間なんて全くありません。
「お昼寝の時間、何してるの?2~3時間はゆっくりできるよね?」
とかも聞かれたりもしてましたが、我が家の長男、全く寝ないんです。笑
寝ても、私がそばから離れたらすぐ起きる。どんだけ高性能なスイッチついてるの?と思うくらい。笑
今だから笑えますが、当時は「私には自分の時間なんて一生ないんだ」と思うくらい、この先の人生全てがお先真っ暗に感じるほど精神的にきつかった記憶があります。
一生自分の時間がないなんてことありえない!っていまだったらわかるんですが…
当時はそんなくだらないこと思うくらい、視野も狭くなってたんだと思います。
- 家事も思うように進まない
- やりたいと思ってることができない
- かわいい子どもが可愛く見えない
- 一緒にいたくない
…と悪循環で、「保育園に預けて仕事したい…」と何度も思いました。
そんな子育て時代ももう10年以上前。
今は長男6年生・次男3年生で、朝8時〜16時くらいまでは学校。
帰ってきても、行ってきまーす!と遊びに行き、18時頃までは帰ってこない日々も多くなり、私も自分のタイミングで色々動けるようになりました。
自分のタイミングで家事ができることは、専業主婦の特権ですね。
家事は手を抜かなければ無限にできるので、時間の余裕なんてないのですが…
私のように
- 掃除はロボットにおまかせ
- 買い物は1週間に1回のまとめ買い
- 最低限の家事しかしない
というレベルの家事で、仕事をしていない専業主婦であれば、羨ましいと思われるのも納得です。
ただ、私の周りの専業主婦の友達は、
・料理や掃除なども丁寧にやってる
・子どもたちと毎日あそんでる
・習い事の送迎で忙しい
・学校や地域の役員してる
などで、毎日忙しくしている人が多いです。
専業主婦の家庭はみんな裕福?
友達には専業主婦 = 裕福なイメージで、うらやましがられましたが、専業主婦時代の我が家は本当にカツカツでした。
私が家計管理できないザル女だったこともあり、毎月赤字赤字・ボーナスでなんとか補填という感じで、ギリギリ毎月を過ごせる生活でした。
子どもに持たせる水筒も、魔法瓶の4,000円の水筒が買えなくて、2,000円の水筒を選んでいたり…
子ども服は、リサイクルショップでしか買えない。
そんな感じで、必要なものですら、どうやって購入する?と頭を悩ませる日々でした。
でも日々のカツカツな部分なんて、口にしないと見えない部分なので、共働きのお友達には、私がこんなカツカツな生活をしているようには見えなかったんでしょうね。
個人事業主の私が言われたこと
「さくらは自由に仕事できていいよね〜」
「平日休みとか取り放題やん?」
「子どもの熱で休むときに、会社に電話いれんでいいしさ…」
「しかも、収入ばりあるやろ?」
個人事業主として家で仕事をしだすと、自由さと収入の高さをうらやましがられました。
個人事業主の実態・会社で働くより楽なの?
個人事業主って、会社員よりばり楽だけど、ばり大変!
会社に勤めてないので、出勤も退勤もありません。遅刻も早退もありません。
でも、依頼を受けて仕事をしている以上締め切りはあります。
締め切り前日に子どもの体調が悪くなっても締切日が伸びるわけじゃありません。
「会社に頭を下げて休みをもらって、子どもの看病をするのか」
「子どもが病気になってもしなきゃいけない仕事があるのか」
どっちが大変かと言われれば、どちらも大変です。
収入に関しても、個人事業主の収入は青天井なので、会社員より高い報酬を手にすることもできます。
ただ、当たり前ですが、何もしないと報酬は生まれないので、収入ゼロです。
どんなに憂鬱でも毎日会社にいかなきゃいけない会社員。
だけど、どんなに気乗りしない日でも、会社に行けば時給や月給でお給料が払われる会社員。
休みたい!と思ったときには、比較的自由に休みが取れる個人事業主。
でも休めば休む分だけ、収入がなくなっていく個人事業主。
どちらがいいか?と言われれば人それぞれだと思います。
また、個人事業主の場合、経理や労務関係のこともすべて自分でしなくてはいけません。
確定申告を自分でしたり、経理をみてくれる税理士さんを探したり…やるのは自分です。
仕事だけに集中できる会社員より、やる内容は多岐にわたります。
結果…いいとこしか見られない
時間がある、余裕がある、お金がある…完全なる思い込みのことも多いですよね。(我が家の場合は、そうでした。笑)
それにね、そんなにいいなー!いいなー!と羨むのであれば、自分もその道に進めばいいのです。
専業主婦になるのは、自分の努力だけではどうにもならないことかもしれませんが…
個人事業主になりたいのであれば、いつでもなれるんです。
会社辞めて、開業届を出せばいいだけなので。
ただ、いいなーといいながらも行動できないのは、リスクを取るのが怖いから。
「一瞬でも収入ゼロになるのが怖い」
「本当にやっていけるのか不安」
など、ブレーキがかかり、行動できないから、人のことを羨んだだけで終わるのでしょうね。
どうやったら個人事業主で仕事できるようになるの?
と育休中のお友達から何度か聞かれました。
最初は真剣に悩んでると思い真剣に答えていましたが、いつも友達の「私には無理だ…」で終わる会話。
あ、この人って、
いいなー!って言いたいだけやし
どうしたらいいの?って聞きたいだけで行動しないな
と感じたので、私は距離を置くことを決めました。
本当に羨ましいなら、変わるための行動をすればいい。
心からそう思います。
それができないのなら、よその家庭なんてほっとくべき。うらやましいと思っても口に出したらいかん。
いいなーと言われて嬉しいと思う人ばかりではないんだから。って私は思います。
個人的には、「専業主婦とワーママのいいとこ取りの個人事業主で在宅ワーク」は子育て中の時期にはすごくいい働き方だと思ってます!