2024年、はじまりましたね。
年末年始は、子どもたちが楽しみにしていることが多く、その楽しみの1つにお年玉があります。
お年玉は、子どもがお金の使い方を学ぶための絶好の機会だと私は思っています。
よく友達との会話の中でも
お年玉って…全額子どもにわたしてる?
と、話題になるお年玉の使い方について、この記事でまとめたいと思います。
子どもたちのお年玉の金額
我が家は親戚付き合いがほとんどないので、お年玉の額もそんなに多くないです。
おじいちゃん:1万円
おじいちゃん:3,000〜5,000円
ひいばあちゃん:2,000〜3,000円
親(私たち):2,000円
毎年もらう人も限られていますし、金額の変動もほぼありません。多くても総額2万円くらいです。
お年玉の管理を子どもに任せる理由
我が家では小学校2年生から、お年玉は子ども管理にしています。
長男が1年生の時は、お金の概念がまだあまりなかったんですが、2年生になった頃から、お菓子以外の物を欲しがったり、ゲームセンターでお金を使いたがったりするようになりました。
自分の欲しい物を自分のお金で買うという経験はすごく大切なことだと思っているので、欲しいものが出てき出した2年生からお年玉の管理をまかせることにしました。
お年玉の管理は親がして、こどもの代わりに貯金をしたり投資をしたりという方法もあり、それはそれで有意義なことだと思います。
それでも私がお年玉を子どもに管理させる理由としては、この5つがあります。
- 自分の欲しい物を自分で選んで買える楽しさを体験して欲しい!
- お金は無限にあるわけではないから、使ったらなくなることも実感して欲しい。
- 本当に欲しい物かどうか考える機会にして欲しい
- 計画的に使うことの大切さを学んで欲しい
- 大人では感じることのできない、お金の価値を存分に感じて欲しい
小学校2年生の長男にお年玉を2,000円渡した時、ものすごく喜んでいました。
1,000円札を見ながら長男とした会話したんですが…
これで何が買える?
100円のお菓子10個買えるよ!
10円のお菓子なら、100個も買える!
え?100個も買えると?
と、目をキラッキラさせて喜んでいる長男がすごく印象的でした。
私にとっては、お年玉2,000円って安上がりだな〜という感覚だったんですが、小2の長男にとっては、夢のようなお金だったのかもしれません。
子どものお金の価値観と使い方の変化
小学2年生のお正月から、子どもにお年玉を渡してきた我が家ですが…
お年玉の使い方もお金の考え方も変わってきたので、ご紹介しますね。
小学校2年生(小2の1~3月・小3の4~12月の使い方)
総額いくらもらっているのか、まだあまりわかっていない様子だったので、5,000円だけ渡して、自由に使っていいよ!と話をしました。
すごく喜んでいて、大切にお財布に入れていました。
ただ、お出かけのときに、自分からお財布を持っていくことはほぼなく…
ゲームセンターに行きたい!と思った時にお財布を持って出かけるという感じでした。
お金の使い方もほぼゲームセンターのゲームで、1回で1,000円ほどつかい満足していた様子でした。
1年経つまでに、ゲームやガチャガチャなどで5,000円は使いきり、使い切ったあとは、お金がない状態で過ごしましたが、特に問題なし!という感じでした。
お金があるなら使う。ないなら使わない。
なくても生活に支障はない!という感じでしたね。
小学校3年生(小3の1~3月・小4の4~12月の使い方)
もらったお年玉は一旦全て回収して、1万円だけ渡しました。
この時もまだ総額いくらはよくわかっていない感じでしたね。
ただ、3年生で変わってきたのは
ゲームセンターなどのゲームなど、ちょこちょこ好きなことに使うこともできるし
使わず残しておいて、大きな物(3,000円ほどのもの)を買うこともできる。
という考えが頭の中にできたこと。
お年玉のお金でこのおもちゃ買おうかな〜。
と、CM見ながら考えていました。
でも実際のところ、一度に3,000円ほど使うのは、勇気がいるようで…
100円や200円のゲームやお菓子にお金が消えていく…ということが多かったですね。
大人と一緒ですよね。
小さい金額ならつい使ってしまうという…笑
この年ももちろん1年の最後までお金が残ることはありませんでした。
使い道としては
- ゲームセンターでのゲーム(クレーンゲームや仮面ライダーゲーム)
- お菓子
- 1番くじ(コンビニでできるくじ)
などが多かったですね〜。
正直、私からしたら、そんなのにお金を使うのはもったいない〜!と思うことも多々ありましたが、そこは価値観の違い。口に出すのはやめました。
長男が使っていいと思うんだったら、使っていいと思うよ〜!
ただ、本当に使っていいかどうかは自分で考えなさいね〜。
が、口癖でしたね。
1番くじなど、自分の欲しいものが出なかったから、悔しくてもう1回!と衝動買いすることもありました。
結局2回目も欲しかったものが当たらず、お金を使ってしまったことに後悔することもありました。
うんうん!とってもいい経験!
小学校4年生(小4の1~3月・小5の4~12月の使い方)
この年も、1万円だけ渡しました。
ただ、渡す時に
え?残りのお金はどうすると?
と、初めてつっこまれました。
成長してますね〜。笑
残りはママが管理しとくけん、もし1万円で足りん物を買いたいときは、おしえて。
と伝えました。
お年玉はまだ残っている!という概念は頭にずっとあったようで、
1年の中でも「あといくらママのところにあるっけ?」と時々確認してきていました。
5年生にもなるとお金の使い方や考え方が大きく変わり、かなりしっかりしてきました。
- クレーンゲームをするのは、本当に欲しいと思った商品のみ
- 次のお年玉まで、あと何ヶ月あるか計算
- もしかしたら、これから先もっと欲しいものが出てくるかもという考えができた!
- 買う前に本当に欲しいものか考えるように
- 親に買ってもらえるもの・自分のお小遣いで買うべきものが理解できるようになり、これは生活に必要なものだからママ買ってくれる?と言ってくるようになった。笑
- 1番くじは年間の販売スケジュールを確認しながら、どれを買うか決める。
タブレットで検索するのも上手になってきたので、クレーンゲームの景品や一番くじの景品は、今後どんなものが出るか検索してます。笑
あとは公式LINEからの情報を拾って、欲しい物探しをしてますね。
そのほか大きく変わったのは、出かけるたびに自分のお財布を持っていくようになったこと。
出かけた先で欲しいものがあった時、自分で買えるようにしておきたいようです。
そして、10月ごろ渡していた1万円が全てなくなり、残ってるお年玉を請求してきました…
次男は、渡してないお年玉貯金してるよ!
長男には、貯金せんで本当に使っていいと?
次男の方が持ってるお金の額多くなるよ?
と話しましたが、これではもちろん貯金の大切さは伝わらず…
長男にとって、貯金したお金と使えないお金は同じ感覚のようです。
小学校5年生
今年は、お年玉の半分は貯金して、半分は自由に使うというルールを設けてみました。
そしたら案の定…
え?なんで半分貯金よ?
と、長男からの批判…
そうだよね。
最初にちゃんと決めてなかった私が悪い…
と思いつつも、貯金も大切なことなんだよと話しました。
が!うまく伝わらず…
貯金の大切さを教えることは今後の課題として残りました。
ただ、今この時期にわざわざ子どものお年玉を貯金しておく必要性が本当にあるのか?私も疑問ではあるんですよね〜。
毎年1万円のお年玉を10年貯金しても10万円。
10万円の貯金なんて、社会人になって働き出したら、すぐできる金額ですよね。
それなら1万円の価値を何十倍にも感じる子ども時代に使わせてあげてもいいのかな〜と思うところではあります。
皆さんはどう思いますか?
お年玉はお金の価値を学ぶ絶好の機会
小学2年生のときから子どもにお年玉を渡し、ある程度自由に使わせてきた我が家ですが…
- 自分の欲しい物を自分で選んで買える楽しさを体験して欲しい!
- お金は無限にあるわけではないから、使ったらなくなることも実感して欲しい。
- 本当に欲しい物かどうか考える機会にして欲しい
- 計画的に使うことの大切さを学んで欲しい
- 大人では感じることのできない、お金の価値を存分に感じて欲しい
子どもにお年玉を通して実感してもらいたいことを子ども達も体験してて、とてもいい経験になってると感じます。
私は子どもの頃、お年玉は親にあずけて、毎月のお小遣いをもらっていました。
お小遣いはもらった当日に漫画3冊買ってなくなるという生活。笑
りぼん・なかよし・ちゃおのどれを買うかきめられず、結局全部買う派でした。笑
たとえ漫画を買っても、数週間我慢したら、翌月またお小遣いがもらえるんですよ!
なので、使い切っても問題ない!という感覚でしたね〜。
その感覚は大人になっても変わらず、「働けばお給料もらえるけん、貯金いらんくない?」というぱっぱらぱー女が出来上がってしまったんですよね…笑
お年玉は1年に1回しかもらえないもので、私のようなぱっぱらぱーな考えよりはまだマシなのかな?と思っています。
ちなみに…
お手伝いしたら、月末締めで翌月お給料をもらえるお小遣い制度もありますが、長男も次男も利用しようとしません。笑
働かなくてもお金がもらえるのは今だけだし、それはまぁいいかと思ってみています。
お年玉の金額以上のお金が必要になってきたら、きっと交渉してくるでしょう。
みなさんはお年玉、どんなふうに使っていますか?
\貯金2万からの!/
\特別費の考え方/
\衝撃の結果!/