私は、Instagram で、家づくりの情報を発信してるんですが、先日、Instagramでこんな質問をいただきました。
だいたい何歳ぐらいで家を買うのがいいのでしょうか?
質問してくれた方は20才の子で、そんな若い頃からいつ家を買うかを考えててすごいな!ってめちゃくちゃ思いました。
私が20才の頃なんて…将来のこと何も考えてない、ぱっぱらぱーでしたよ…
私は、一軒家への憧れは子どもの頃からありましたが、結婚して、子どもができた頃から、マイホーム計画を現実的に考えだしました。
今、30代で家を買おうと思ってるけど…
もしかして20代のがよかった?もう出遅れてる?
…それとももう少し待って40代のがいい?
など、家を買う年齢についてたくさん考えましたし、ネットで家を建てた人たちの声を探したりしました。(検索魔)
友達や親戚、Instagramでいろんな年代でお家を建ててる人たちを見てきて、各年代で家を建てるメリットデメリットがあることに気づきました。
この記事では、各年代で家を建てるメリットデメリットについてまとめます。
何歳頃家を買うのがいいんだろ〜と迷ってる方の参考になったら嬉しいです^^
20代で家を建てる(購入する)メリット・デメリット
メリット:ローンの返済が終わるのが早い
若いうちに家を建てるメリットはなんと言っても、ローンの返済が終わるのが早い!ことです。
35年ローンの場合…
25才でローンの支払いを開始すると、支払い完了は60才、
それが、35才になると、支払い完了は70才になります。
70才まで元気で働いてると思うけど…
定年後もローンが残ってるとなると、ちょっと憂鬱になっちゃうよね!
旦那さんが40歳を超えているお友達は、
「もう35年でローン組むのは正直厳しいから、家買うなら短い年数のローンにしなきゃ無理〜」
となげいていました…
住宅ローンは、車のローンなど違って、支払いの期間がかなり長いので、支払い計画をしっかり考えることが大事ですね。
住宅ローン組む前にライフプランニングは必須!
デメリット:ローンを組める額が少ない可能性がある
就職したばかりや、収入が低いうちは、返済能力が低いとみなされて、借りられるローンの額が少ない場合もあります。
もちろんこれは、転職したての30代・40代でもありえることではあるんですが、社会経験の期間が短い20代の方が当てはまる確率が高いです。
こどもがいない状態で家を作ることが、デメリットになることも!
ローンの支払いを早く終わらせたいから、結婚してすぐに家を買う!っていう人もいると思います。
ですが、子育てをする前に家を買う・注文住宅で建てると、後々子どもが生まれたときに子育てしにくい家になる可能性があります。
子育て中の生活って…
子どもが生まれる前に想像していたものとは、めちゃくちゃかけ離れてるものなのです。
子どもができる前に家づくりをすると…
- こんなところが子どもにとって危険と思わなかった!
- 子育てしながらだと、この家事動線めちゃくちゃ使いにくい!
- ここに対策をしたいけど、できない…
というものが出てくる可能性がすごく高いです。
ただ、子どもとの生活を行う前に、全てを予測して間取りなどを考えるのは難しいし、
そもそも長い人生で考えると、子育てが大変!という時期は短いから、子育てを中心とした家を考えるのがBSETという方ばかりでもないですよね。
子どもが生まれる前に買ったお家・考えたおうちは、子育て中、住みにくく感じることもある可能性があるという感じです。
30代で家を建てる(購入する)メリット・デメリット
メリット:子育てしやすい間取りを考えやすい
私は、33才の時におうち作りの打ち合わせが始まって、34才でお家が完成しました。
お家が完成した時、子ども達は、7才と4才でした。
賃貸に住んでる時は、子育て中だから感じる間取りに対する不満もたくさんありました。
- 玄関が狭くて子ども達が喧嘩する
- 脱衣所狭いし、洗面所が同じ空間で、やだ
- リビング横におもちゃ収納しきれない
など、日々の生活の中で、今!不満に思ってることを、そのまま家づくりの間取りに反映できるのは、すごくよかったです。
また、子ども達が7才・4才ということで、
- 赤ちゃんの頃より手がかからない
- 危険な場所も説明すればわかる
という年齢だったので、段差やゲートの設置場所を考えずに間取りを作れたのも楽でした。
狙ってこの時期におうち作りをしたわけじゃないんですが、自分の家づくりを振り返って、良かったと思う点でした!
デメリット:学校や幼稚園の転校・転園がかかわってくる
30代だから絶対におきるというデメリットではないんですが、
30代の家づくりの場合、子どもたちが、保育園・幼稚園・学校に通ってる年齢が多く、転校・転園が関わってくることが多いです。
実際にわがやも…本上の子が入学する前におうちを完成させたかったのですが、間に合わず、
結局、長男が1年生の夏休みに転校することになりました。
夏休みという学期の区切れで転校できたのはよかったんですが、
できれば入学前に引越せたらよかったな〜。
と思いました。
お子さんに転校がからんでくるってゆーのはデメリットの1つなので、30代で家づくりをする場合は、入学前に新居に引っ越すを目標に家づくりをされる方も多いです。
年齢以外の買い時っていつ?
40代以降で家を建てる(購入する)メリット・デメリット
メリット:家族みんなで家づくりの話ができる
40代で家を建てる場合、子ども達もある程度大きく、家づくりや自分の部屋に対して意見を持っていることも多いです。
- 自分の部屋はこうしたい!
- わたしも料理するからこんなキッチンがいい!
など、家づくりの話を家族みんなでできるようになるのが40代で家を建てるメリットですね。
わがやの場合、子どもたちが子ども部屋を使う年齢じゃなかったし、部屋の壁紙などに希望もなかったので…
子ども部屋をどんな感じにしていいのか悩みました〜
我が家は男の子2人なので、母の趣味全開の部屋にすると、絶対のちのち文句言われると思って、かなりシンプルな子ども部屋にしました。
そして、どこにどんな家具や机を置くのか全く想像できなかったので、コンセントの位置を決めるのにかなり悩みました。
テレビのアンテナつける or つけないとかも、考えましたね〜。
実際に自分たちが使うリビングのコンセントの位置や個数も悩むのに、将来子どもが使う部屋のコンセントの場所や数、ほんとわかりませんでした。笑
だから、子ども達が自分の希望を出してくれるのは助かるな〜と感じます。
子どもたちの希望が多すぎると、嘩要因が増える可能性もありますけどね。笑
デメリット:ローンの制限がでてくる
年齢を重ねるに連れて、ローンの制限がかかってきます。
年齢が高くなればなるほど、
- 35年ローンが組めなくなる
- 年金生活中にローンの支払いしたくないから、支払い期間を短くせざるを得ない
- 支払い期間が短いと月々の支払い金額が大きくなって支払いが苦しい
などの可能性が高くなります。
40代で家を買おうと思う場合、マイホーム資金をしっかり貯めておく必要がありますね。
家を買う年齢・メリットデメリットまとめ
20代で家を建てるメリットデメリット
- ローンの返済が早く終わる
- 借りられるローンの金額が少ない可能性がある
- 子育て楽な間取りを考えるのが難しいかも
30代で家を建てるメリットデメリット
- 子育てがしやすい間取りを考えやすい
- 転校、転園が絡んでくる可能性が高い
40代で家を建てるメリットデメリット
- 子どもたちも含めて家づくりを考えられる
- 転校、転園が絡んでくる可能性が高い
- ローンの制限が出てくる
どの時期に購入しても、メリットデメリットはあるので、
家族構成や家族のライフスタイルが常に変わっていくことを考えながら、家づくり・資金計画を柔軟に考えることが、すごく大事ですね。