2018年11月現在、マイホーム計画の真っ只中の我が家。
理想的なお家を建てたいけど…
ローン地獄になるのはいや!!
ということで、いいお家を少しでも安く!大幅予算オーバーしない!を心がけて家づくりをしています。
実際に家づくりをしていると…あれこれオプションをつけたくなって、「気づいたらオプション代100万以上、上乗せされてた…」なんて話もよく聞きますが…
逆に…
/
えー!これだけで安くなるんだ!
\
と思うこともたくさんあるんですよね〜
どこで大幅コストダウンできるかって…
知ってるか知らないかで総額に大きな差がでます!
この記事では、実際に家づくりをしてて知った!大幅予算カットのために削るべきところ13をまとめます。
【2022.3】
実際に家に住んでみて感じた、「削らないほうがいいところ」を追加しました!
新築で予算オーバー!削べきところ13選
土地の価格を抑える
私たちは、できるだけ、上物にお金をかけたかったので、土地の値段のボーダーラインはかなり低く設定しました。
安くても希望通りの土地を見つけるためには、まず土地の譲れない条件を決めることが大切です。
我が家が購入した土地は、74坪1,390万の土地でした。
最初の希望よりは田舎でしたが、許容範囲だったので、ここに決めました^^
さらにここから、土地の売主さんと交渉して、1,300万まで下げてもらうことができました!
ここで一気に100万円安くなりました。
土地の価格交渉やってみるものですね。
土地が安くなれば、家づくりの総額も下がります。
土地の条件をもう一度見直して、譲れるところは譲ってみましょう〜!
土地選択の幅も広がって、価格も抑えられる可能性ありです〜!
無駄に大きくなってるスペースをなくす
家の面積が狭くなれば、家の価格は下がります。
この部屋にこの広さ、本当に必要?
- リビング
- 和室
- パントリー
- ランドリールーム
- 寝室
- 書斎
- 客室
- 多目的スペース
上記は、部屋の広さを調整しやすい箇所です。
明確な目的はないけど、ハウスメーカーに勧められるまま作ると、無駄な部屋になりやすいので、注意が必要です。
わがやは、パントリーを無くしました。
施工面積が1坪減るだけで、10万安くなりましたよ〜!
- 面積を減らしたいけど、どこを減らせばいいの?
- 間取り迷子になってしまってて辛い…
そんな人はこの記事も読んでみてくださいね。
家の形を総2階にする
総2階建てとは、1階の面積と2階の面積が(ほぼ)同じ建物のことです。
なんで、総2階のおうちは安いのか?
それは、2階に比べて、1階部分の基礎工事費用が高いからです。
同じ総面積の家の場合、1階が広くて、2階が狭いお家よりも、1階と2階の面積が同じ総2階のおうちの方が安くなります。
私は、家事は全て1階で終わらせる間取り!2階は寝るだけ!というのがどうしても譲れなかったから、ここでコストダウンすることはできませんでした〜。
2階リビングや2階水回りでもOK!という人には、おすすめのコストダウン方法ですね。
譲れなかった家事楽間取り
角の数を減らす
同じ面積のお家でも、角が少ないお家の方が安い傾向にあります。
角が増えると・・・
- 外壁の面積が増えるから、外壁材や下地代がかかる!
- コーナー処理にも手間がかかる!
ってことで、金額UPするそうです。
わたしたちも、1階の角が7つを超えたら、値段が上がります!と言われたので、間取りを修正する時も、角が増えないように気をつけました。
角の数の基準や値上げがあるかどうかはハウスメーカーによると思うので確認してみてください!
シンプルな形の方が、安いってことですね〜!
部屋は細かく区切らない
部屋を区切るということは、部屋と部屋の間に壁・ドアができます。
そのぶん、壁や扉の分料金があがります。
- 和室を別に作るのではなく、リビングの一角に畳スペースにして、壁・ドアを作らない
- パントリーなどにドアはつけない (のれんやカーテンなどで代用)
などするとコストダウンできますよ〜
私もランドリールームと脱衣所、最初は別々で考えてましたが、同じ部屋にして壁と扉を無くしました。
あと、手洗い場も独立させず、廊下の1スペースという形にしました。
この2つだけでもドアが2つなくなって、10万円のコストダウンです!
あと、見積もりをじっくり見てて気づいたんですが、「4LDK以上の部屋数」という項目で、金額がUPしてました!
ハウスメーカーによると思いますが、部屋数によって見積もりがUPする場合もあるので、見積もり要チェックです。
階段は、箱階段が安い
家づくり始めるまで、階段なんて特に気にしたことなかったんですが、完成見学会でアイアン階段を見た瞬間、この階段がいいーーーーー!と思いました。
でも、アイアン階段って高いんです。
階段をアイアンにするだけで、40〜50万UP…
予算が低い私たちは…建築士さんにも、「本当に必要かどうか、優先順位考えてみてくださいね^^」って言われました。笑
ちなみに我が家は、「最初は階段にこだわりなかったよね」ということで、アイアン階段は諦めました。
アイアン階段は諦めましたが、おしゃれな感じに仕上がって、結果すごく好き♡な階段になりました。
こだわりがないところは、安いのをチョイスする!というのも、コストダウンの秘訣ですね!
トイレは1つにする
2階建ての場合、トイレが2階にあるのは当たり前みたいになっていますが、2階のトイレをなくすだけで30万円くらいのコストダウンになります。
- 家の施工面積が減る
- トイレの設備費が減る
- 工事費など減る(場合もある)
こんな感じで、それぞれ減額されるそうです。
担当の方にも、↑この内容を説明してもらって、コストダウンとしてトイレ無くすのを勧められたんですが…
私、夜トイレに行くことが多いんです…
さくらは、夜めっちゃトイレ行くから、絶対2階にもあった方がいい!
とパパにも反対されました
結果、我が家は、2階のトイレめちゃくちゃ使ってるから、削除しないでよかったです。
子どもたちもねる直前にトイレに行きやすくて、助かってます。
施主支給やDIYを取り入れる
自分達で必要な設備を購入して、自分達で取り付けることを、施主支給と言います。
購入だけ自分達でして、取り付けはハウスメーカーにお願いするというパターンもあります。
我が家が施主支給したもの
- 照明
- マグロス
- カーテンの一部
- ポスト
本当は、キッチンのIHコンロを施主支給するつもりでした。
施主支給した方が、ランクのいいコンロが安く手に入ります。
でも施主支給するなら、キッチン全体の保証(10年)がなくなりますと言われたので、わがやは施主支給をやめました。
施主支給のメリットデメリットをまとめるとこんな感じです。
- ハウスメーカーで買うより安い
- ハウスメーカーで買うより自由に選べる
- 保証がなくなることが多い
施主支給は安く施行できる分、ハウスメーカーが用意したものではないので、保証がなくなることもあります。
キッチンやトイレなど、大きな設備を施主支給する時は、しっかりと保証の有無を確認してくださいね。
他にも、外構は高いので自分達でDIYする人も多です。
外構DIYの例
- 外構のレンガを積む
- 人工芝を敷く
- ウッドデッキを自分達で買って設置する
- 物置の設置
- 花壇や畑を作る etc…
マイホームの購入をきっかけにDIYや庭いじりが好きになったという話も聞きますよ〜!
ドアの代わりにロールカーテン
▼本棚目隠しのロールカーテン▼
ドアの代わりにロールカーテン
これも、予算削減にめっちゃ効果的です◎
普段は開けっ放しにしたいけど、お客さんが来た時だけ隠したい!
そんなところにロールカーテンはかなり便利です!
ドアより、かなり安く経済的です。
ドア:1つ5万円程度
ロールカーテン:3,000円〜10,000円ほど
ロールカーテンは、
- パントリーの入り口
- ウォークスルーシューズクロークの出口
- 階段の入り口(暖気が2階に逃げないように)
- 洗濯機隠しに
などで使ってる人が多いです。
我が家は、和室を3枚扉にしたんですが、普段閉めることないし(なんなら入居後2年使ってない)
ロールカーテンでもよかったな〜って思います。
ベランダをなくす
最初に提案された間取りに、当たり前のようにベランダがついていました!
でも我が家の場合、1階にランドリールームがあって、2階で洗濯物を干すことはありません。
2階のベランダは何に使うの?と考えた時に布団干しくらいしか思いつきませんでした。
そう思うとベランダ作るのもったいないよね?と思って、ベランダを無くしました!
それに、ベランダ掃除って大変ですよね!
掃除用に水栓を作るとさらに料金もUP…
我が家ではベランダをつくるメリットよりデメリットの方が大きかったのです。
なので、ベランダを無くしたら13万ほど浮きました!
\代わりにつけた布団干しバーはこれ/
「サンワカンパニー ホセ」
【2023年 追記】
実際に住んでみたら…布団干しもしませんでした。
アイリスオーヤマの布団乾燥機が便利すぎて、全然布団干ししなくなりました。
花粉症やアレルギー性鼻炎の長男のためにも外干ししなくなってよかったです。
なので、ホセもいらなかったな〜って思います。
錆びてしまったし、もっていなかったです。
アイリスオーヤマの布団乾燥機めっちゃ便利で推せます!
既製品で対応できるところは対応する
造作は高いので、既製品もうまく組み合わせていくと、コストダウンできます。
我が家も最初は、ランドリールームに、作業台+稼働棚を5万円で作ってもらう予定だったんです。
ただの棚に5万は高いし、可動棚だったら、収納の引き出しも必要だから、6万くらいかかるなぁ…
と思って、削減できたらな〜とおもっていました。
で!あれこれ探してたところ‥
\IKEAのヘムネスを見つけました!/
見た目も可愛いし、3万円台でこっちの方が安い!
しかも作業台としての高さもちょうどいい!
ということで、ここは既製品で十分でした〜♡
造作もおしゃれで惹かれますが、普段目につかないところは既製品もうまく取り入れていくとコストダウンにつながります!
家づくりにおいて、2~3万は小さな金額に感じてこれくらい、いっか〜となりがちですが…
2~3万あったら新しい家具家電をかったり、ランクUPできる金額ということを忘れないでくださいね〜!
ハウスメーカーの標準設備の中から選ぶ
それぞれのハウスメーカーで、標準設備というものが設定されていることが多いんですが、標準の中から選べば大きな価格UPになることが減ります。
契約時の見積もりには、標準設備の価格で組み込まれてることが多いです。
我が家のキッチンもフルフラットキッチンですが、標準ランクのキッチンをフルフラットにしただけだから、+12万円でできました。
天板や食洗機のランクアップも考えましたが、キッチンにこだわりのない私には不要かなと思い、ランクアップしませんでした。
扉の色も標準以外の色を選ぶだけで+10万円だったので、却下です。
キッチンはこだわると、100万・200万、ポーンと値上がりするので気をつけてくださいね〜!
もし、
- キッチンはこのメーカーのこれがいい!
- お風呂は、この設備が絶対必要で、広さもこれぐらい!
というような、譲れない希望がある場合は、
- それが標準内なのか?
- 標準じゃないならどれくらい価格があがるのか?
契約前に確認しておくと◎
ちなみに・・・
標準より下のランクのものを選んだ場合、価格が安くなるかどうかはハウスメーカーによって違うみたいです
相見積もりを取る
相見積もりをとって、他のハウスメーカーと競わせるとGOOD◎
契約の前に、見積もりも作成してもらうのですが、その見積もりで契約の判を押すってことは、その後の値下げは要求しませんよ〜という意味を含んでると言われることもあります。
なので、値下げ交渉は契約前に!が必須条件♡
営業マンもできれば値引きなしで契約したいから、最初から値引きを提案してくるところは少ないかもですが、契約までの最後一押しが欲しい!って時には、値引きをだしてきます。
逆にすぐ値引きの話をする営業マンは、できない営業マンの可能性が高いから注意が必要!
価格で他の会社と悩んでる…となると、
他社と同じ価格まで下げてくれたり、オプションを無料で追加してくれたりしてくれるところも多いです。
契約前に相見積もりをとって、交渉することはすごく大事です。
特に大手ハウスメーカーは、値引き額が大きいのと、もともと価格を上乗せしているところも多いので、絶対交渉してみてくださいね。
資料請求の時に、間取りや土地情報と一緒に見積もりも請求できるサイトもあります。
希望記入欄のところに「見積もり希望」と記載してみてください!
ただ…
- ハウスメーカーによっては対応してくれないところもある
- 概算的な見積もりの可能性もある
ので、見積もりに入れて欲しい項目がある場合は、あわせて記入するといいです◎
実際の利用者のリアルな口コミや上手な使い方はこの記事にまとめています。
新築予算オーバーでも削らないほうがいいところ
基礎
家の基礎はめちゃくちゃ大事です!
家の基礎だけじゃなく、土地の状態もしっかりしてないと✖️
どんなに強い耐震等級3のお家を建てても、どんなに性能のいい立派なお家を建てても…
地盤がゆるゆるだと、家も傾くし、地震で壊れます。
基礎の部分は極力こだわった方が◎です。
- ハザードマップで土地の状況を確認する
- 土地の昔の状況を確認する(海・畑・田んぼなど…)
- 基礎工事の内容を詳しく聞いてみる
- 基礎の工事には自信があるハウスメーカーを選ぶ
断熱材
断熱材にはこだわったほうがいい!という記事をWEB上でもよくみますが、正直、断熱材は施工のしかたもめちゃくちゃ関係してきます。
もちろん、ランクが上の断熱材のほうが断熱効果は高いって言われていますが、一般的に安いと言われているグラスウールでも丁寧に施工して、湿気対策も行っていれば、快適なお家になります。
逆に、断熱効果が高いウレタンの断熱材でも、施工が雑だったら断熱効果は半減します。
コストダウンとはちょっとずれるかもしれませんが、払った価格に見合う効果を得るためにも、断熱材施工の際(施工の後)は、実際に自分の目で見にいくことをお勧めします!
家の基礎部分や外壁・屋根に断熱材を施工する「外断熱」の方が、建物の構造ごと覆うことができるので、こだわりたい人は外断熱を検討・相談するのが◎です〜!
外壁
外壁は、光触媒の壁がおすすめです!
光触媒の壁とは?
太陽の光を吸収して汚れを分解してくれる力がある壁のこと。
外壁掃除の手間が減ったり、劣化が遅くなったりします。
外壁部分は範囲も広いし、掃除やメンテナンスもすごく大変です。
標準が光触媒の外壁ではない場合、ランクアップを検討する余地ありです。
- こまめに掃除する
- メンテナンス費用をしっかり貯める
という人は、安い壁でも問題ないですが、
- 掃除はめんどくさい!
- メンテナンス費用は他にかけたい!
と思う人は、外壁のランクアップを検討してみてくださいね^^
後悔しないコストカット術13・まとめ
大きくコストカットできる場所
1)土地の価格を抑える
2)無駄に大きくなってるスペースをなくす
3)家の形を総2階にする
4)角の数を減らす
5)部屋は細かく区切らない
6)階段は、箱階段が安い
7)トイレは1つにする
8)施主支給やDIYを取り入れる
9)ドアの代わりにロールカーテン
10)ベランダをなくす
11)既製品で対応できるところは対応する
12)ハウスメーカーの標準設備の中から選ぶ
13)相見積もりを取る
ベランダや勝手口、寝室のクローゼットなど、あって当たり前と思われるものが、自分達には必要なかったりもします。
自分たちには本当に必要かどうか?を見極めるのが、後悔しない大幅なコストカットのコツ!です。
そして、ハウスメーカーへの値下げ交渉は、
絶対に契約前に、他社の相見積もりを持ってのぞんでくださいね〜!!
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注文住宅で陥りやすい後悔ポイントまとめ